私たちの思考は常にプラスかマイナスか?
右か左か?YESかNOか?といった対極で判断するよう
幼い頃から訓練されてきました。
ポジティブ、ネガティヴどちらに感じていても
実は全てが思い込み
その思い込みの世界の中で私たちは生きているのです。
と言ったら、今、あなたの頭の中には多くの?が
発生したことでしょう。
では、人間の錯視について少し例を挙げて説明してみましょう。
あなたは下のだまし絵「ルビンの壺」をご存知ですか?
多くの方が一度は目にしたことがあると思います。
あなたはこの絵がどんな絵に見えますか?
この絵は黒い部分を中心に見ると
壺や花瓶のように見えますが
白い部分を中心に見ると
2名の人間が向き合っているように見えます。
では、次はどうでしょう?
実線の部分はどちらの方が長いと思いますか?
実はこの線、どちらも同じ長さなのです。
矢羽の錯視として、心理学ではおなじみですが
このように同じ実線に違った方向の矢羽が付くことで
長さが違って見えるのです。
私たちは、こうした錯覚を多くの場面で体験しています。
次に認知の違いについて例を挙げて見ましょう。
これもおなじみですが
コップの中に半量の水が入っています。
ある人は「半分しかない」と言い
ある人は「半分もある」と言います。
つまり人は多くの錯覚や異なる認知
時には歪んだ認知の中で生きているのです。
これらの例に限らず、あらゆる事象をこのように捉えたら
皆、同じ世界に生きていながら、人それぞれが認知した
別々の世界に生きていると言えないでしょうか?
私にとってNoであっても
ある人にとってはYesかもしれません。
ある人はコインの表を見て「これはコインだ」と言い
また、ある人はコインの裏を見て
「これはコインだ」と言います。
どちらも間違いではなく、同じコインを指して
「これはコインだ」と言っているのです。
つまりどちらも正解なのです。
私たちは、個々が作り出した思い込みの世界の中で
「こうあるべき」「こうでなければならない」と
さらに誤った信念を持ち
時に、もがき苦しみながら生きています。
本来、自己防衛のために作られた信念・Belief(ビリーフ)なのに
私たちを結果的に苦しめることになってしまうのです。
厄介なことに、この信念・Belief(ビリーフ)のほとんどは
潜在意識の中にあるのです。
あなたはどんなBelief(ビリーフ)を持っていますか
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