今日は、20年前に亡くなった学生時代の友人のお墓参りに修善寺まで行って来ました。
東は東京から西は浜松まで合計7名が集まりました。
あれから20年間お墓参りはすっかり恒例行事となり、今ではちょっとした遠足気分です。
皆、普段はそれぞれが重責を担っていますが、こうして集まると20代の昔にタイムスリップしたようです。
三島から修善寺までの車中では、お菓子を食べながら当時の話に花が咲き、不謹慎ですが墓前でも当時のようにふざけあって大笑いしている私たちでした。
こんな機会でもなければ忙しい皆が一堂に会することって、なかなか無いからM君がこうしてみんなを集めてくれることに感謝します。
M君が逝ってしまった日、まだ20代でした。
あんなに元気だった彼はバスケの練習中に心臓発作であっけなく逝ってしまいました。
突然、命が断たれてしまう。
そんなことってあるのかと当時は皆大変なショックを受けました。
たまたま、友人の携帯に残されていた彼からの留守電メッセージを何回も何回も聞いてはいつまでも泣きました。
あれから20年、私たちもいい歳になり他にも何人かの大切な命を見送りました。
世間一般的にも記憶に新しい東北の震災では多くの尊い命を失い日本全体が悲しみにくれました。
この震災では人間明日何があるかわからないと思った人も多いことでしょう。
そんな中、少しずつ、私たちは人生に対する価値観が変わっていったように思います。
価値観が変わったのには、経済的な背景もあります。
バブルの頃、女性にとって結婚相手といえば3高といって高学歴、高収入、高身長の人が理想とされていました。
しかし、バブルが崩壊して、高学歴で大手企業に就職しても一生安泰とは言えないことを痛感しました。
就職氷河期、ワーキングプア、大企業の倒産、リストラなどを目の当たりにして3高神話はすっかり崩れてしまったのです。
今では、この3高という言葉は死語となり、30代の方は知らない人がほとんどではないかと思います。
こうした価値観がガラッと変わってしまった今、苦しんでいる人がいます。
それが、私たちアラフォー、アラフィフ世代です。
私たちの世代は高度経済成長期に日本を背負って生きてきた両親に、男の子は男らしく、女の子は女らしく生きるように教育されてきました。
女性は結婚したら子供を産み家庭に入ることが良しとされる価値観の中で生きてきました。
結婚して生まれた子供のほとんどが昭和の終わりか平成生まれ、バブル崩壊後に育った彼らは、私たち昭和生まれ昭和育ちの親世代とは全く違った環境で育ちました。
衰退した部分もあるけれど、逆に目覚しく発展したものの代表としてITがあります
このITの普及過渡期に家庭に入ってしまった私たち世代の中には、未だにITに弱いいわゆるIT難民が多いのです。
インターネットが普及された今、働き方の形態もずいぶん変わってきました。
そんな中、価値観も多様化されてきました。
選択肢は一つだけでなく、いくらでもあるのです。
だからこそ、私たち一般的なアラフォー、アラフィフ世代は迷ってしまうのです。
世の中が急激に変わる中で、古い価値観と新しい価値観の狭間で右往左往しながら、居心地の良い場所を手探りで探している状態では無いでしょうか?
でも本当はそうしたほとんどの女性がすでに気付いているのかもしれません。
震災やテロで明日何があるかわからないという体験をした今、今日を精一杯「自分らしく生きる」ことが最も大切だということを。
でも実際どうして良いのかわからない人が多いのです。
それは、今までは「自分がどうしたいか」と考えるより、相手から「どんな風に見られるか」ということが判断基準になっていたからではないでしょうか?
専門的な用語でいうと「自分軸」で考えてこなかったということ。
これからは、自分がどうしたいのか?
どう生きたいのか?
「自分軸」で生きていくことを考えていきませんか?
いきなり「自分軸」と言われても軸ってなに?
と思われるかもしれません。
そこで質問です。
あなたはどんなことに心が惹かれますか?
何をしている時が楽しいですか?
どんな人に憧れますか?
どんなオシャレをしたいですか?
今までの経験を生かして何かを世の中に発信していくとしたら、どんなことを発信していきたいですか?
そんなことを一緒に考えてみませんか?
子育て、親の介護、家庭を守ることだけに一生懸命だったあなた。
これらがひと段落した今、これからは自分らしく生きましょう。
このまま悩んでいたらもったいない。
女性として生まれたことを、女であることをもっと楽しみましょう。
あなたのこれからのライフデザインをお手伝いします。
ただいま初回インテーク(面談)60分無料です。
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では、今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
By Shion